にしねほうれん草について

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西根ほうれん草はこんな場所での栽培です。

西根ほうれん草は、盛岡市より北西に位置する八幡平市にて栽培されています。

そして当農園では、メイン作物としてほうれん草の栽培に取り組んでいます。

(現在 平成16年9月1日より、【旧西根町、旧松尾村、旧安代町】 三町村合併にて八幡平市となっております)

 南西端には【岩手山(岩鷲山・南部片富士)】北端には【七時雨山】に囲まれた平坦な場所での栽培です。

地域には、代表する河川【松川・涼川】が流れていて、とても綺麗な場所だと、管理人私も自負しています(笑)

 気候は比較的冷涼気候となっており、年平均気温 9.9℃ 年間降水量 1,057mmというデータも出ております。

ただ寒い場所でもなく・・・っていう良い気候ともいえますね^^。

 また、土質については、岩手山の影響による火山灰が殆どで、場所によっては粘土質多層地域や、砂利層・礫層が起伏した質の

土壌もあります。また、水田も多く沢山の稲作が盛んでもあります。

付近には焼走り熔岩流もあり、非常に火山及び火山灰と密接した地域という事が歴史上わかります。

にしねほうれん草の誕生ときっかけ

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 昭和40年代後半より50年代前半にかけ、きゅうり・とまとの果菜類、レタスなどの葉菜類を中心とした栽培が

行われていました。

農業改良普及所や当時の田頭農協(現在のJA新岩手 にしね中央支所)の連携により、八幡平市

地域特有の冷涼な気候を生かした栽培方法として、簡易ビニールハウスを利用した『雨よけ栽培』

(昭和54年 30a試作栽培)が開始されました。

 昭和55年時代の冷害危機には、稲作の減収分を補うべく『雨よけほうれん草』が活躍しました。

そして生産拡大に至ったものです。これがきっかけとなり、生産者、関係者の一致団結と、ビジョンに向け

取り組んだ評価が、市場にも高い評価として受け入れられた事により、ブランドとして『西根ほうれん草』の誕生、

知名度固定が進んだものとなっています。

 これって地元からするととても光栄な事ですし、生産者も気分だけですとかなり良いですね(笑)

 現在は、ほうれん草が、農家の生活を支え、そして変化させていき、大きな原動力となっています。

特に、昭和63年度 第27回 農林水産祭 『天皇杯』を受賞しているのも大きな要因となっています。

このままでよいのか? やってみようか?? と取り組んだ結果において、現在の生産者、関係者の後押しにも

なっております。

あっ・・ちなみに文章はほうれん草だけをターゲットとしてますので、宜しくお願いします(笑

ほうれん草の特性

知ってて特々 ほうれん草の栄養・機能性・成分性特性です。

・ビタミンCを100g中65mg、B1を0.13mg、B2を0.23mg、鉄を3.7mg、カリウムを740mgを含んでいます。

・また上記の他に、ルテインとβカロチンが多く含まれています。

・造血作用(貧血防止)や核酸代謝に関係しているビタミンM(葉酸)も含んでいます。

・ただしほうれん草特有の成分も含んでおり、シュウ酸500mg前後、硝酸塩50〜185mg程度を含んで

いるので、エグ味や渋みの原因ともなっています。いわゆるアクの成分ですね^^。


でも大量に摂取すると結石などのきっかけにもなりやすいので注意が必要ですね。

身体にはとても良い食べ物なので、色々な料理などに取り入れ楽しく摂取したいものです。
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